フリーランス・個人事業主に弁護士保険をおすすめする理由とは?

事業主向けの弁護士保険

毎月決まった掛金を支払うことで、法的トラブルを弁護士に依頼・相談した際の費用を補償してくれる弁護士保険。

いじめや不倫、職場でのパワハラなど、さまざまな法的トラブルが増え続けている現代社会において、加入者が増え続けている保険商品です。

一般的に、弁護士保険は個人向けとして販売されているものがほとんどですが、最近では法人・事業主向けの弁護士保険も登場しています。

フリーランス・個人事業主が弁護士保険に加入するメリット

働き方が多様化している昨今の日本では、フリーランス・個人事業主として自由に働く人や、いわゆるベンチャー企業を立ち上げる人も増えました。

会社員と違い、フリーランス・個人事業主は労働条件や報酬をクライアント(仕事の依頼主)と交渉して業務を進めていく場合が多いため、契約後にトラブルが起きた際も自分で対応しなければなりません。

報酬額や担当する業務内容が契約時と違ったり、契約が途中で打ち切りになったりすることもあるでしょう。

特に複数のクライアントと契約を結び、たくさんの案件を抱えているフリーランス・個人事業主の人は、業務に関する法的トラブルに巻き込まれるリスクが上がります。

予期せぬ問題や事件に巻き込まれた際、「費用が高額で弁護士に依頼できない」「訴えたいけれどお金がなくて泣き寝入りした」「法的トラブルに巻き込まれて精神的に追い詰められた」と悩むフリーランス・個人事業主も存在するのです。

こんな時にもし弁護士保険に加入していれば、少ない費用負担で法的トラブルの対応を委任することができるため、被害や損害の拡大を防げる可能性があります。

フリーランス・個人事業主におすすめの弁護士保険1.事業者のミカタ

日本初の弁護士保険『Mikata(ミカタ)』を販売するプリベント少額短期保険株式会社は、中小企業・フリーランス・個人事業主に向けた弁護士保険「事業者のミカタ」を販売しています。

もともと「ミカタ」は個人を対象とした弁護士保険ですが、中小企業や個人事業主から「事業に関連するトラブルにも対応した弁護士保険を作って欲しい」という声があったそうです。

その声に応える形で誕生した弁護士保険「事業者のミカタ」は、中小企業・個人事業主・フリーランスの身近に潜む事業上のトラブルが起こった際の弁護士費用を補償し、気軽に弁護士に相談できる環境を提供してくれます。

例えば、従業員の退職時のトラブルや取引先の代金未払い、SNSでの炎上などで法的トラブルに発展した場合、被害者・加害者どちらになっても、保険金支払い対象となります。

また「事業者のミカタ」に加入すると、普段から弁護士に相談できるようになるため、トラブルが大きくなる前に早めに対応できます。

事業者のミカタ公式サイトはこちら

弁護士保険『事業者のミカタ』に加入するメリット・特典

中小企業・個人事業主・フリーランス向けの弁護士保険『事業者のミカタ』に加入すると、以下の特典・付帯サービスが受けられます。

(1) 弁護士直通ダイヤル
一般的な法制度上のアドバイスを無料※2で弁護士に初期相談※3できるサービスです。
(2) 弁護士紹介サービス※4
保険金支払い対象となる方が弁護士紹介を希望される場合に、日本弁護士連合会を通じて日本全国各地の弁護士を無料で紹介するサービスです。
(3) 税務相談ダイヤル※5
24時間365日無料※6で確定申告・法人税・相続税・贈与税など税金に関するさまざまな相談ができます。
(4) リーガルチェックサービス
契約書・契約内容の相談や内容証明郵便などの対応を弁護士に無料相談できます。
(5) モンスタークレーマー対策ダイヤル
顧客や取引先などから、不当な要求や悪質なクレームを受けた時、弁護士に無料相談できます。

※2 通話料金(全国一律)はお客様負担となります。
※3 初期相談とは、一般的な法制度上の助言・案内や、事案が法的トラブルにあたるか否かの判断など。
※4 弁護士の紹介は、1案件につき2名まで。弁護士の専門分野に関して細かな要望にはお応えできません。
※5 「税務相談ダイヤル」は、アスクプロ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:今村慎太郎)が運営するサービスです。
※6 相談の内容によっては有料となる場合があります。有料となる場合は、専門家より事前説明を行います。
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弁護士保険『事業者のミカタ』の保険料

中小企業・個人事業主・フリーランス向けの弁護士保険『事業者のミカタ』は、月々5,160円から加入できます。

「法律相談料保険金不担保プラン」は顧問弁護士がいる事業者向けのプランとなっており、法律相談を不担保(補償対象外)とすることにより保険料が割安になります。どちらかと言うと、中小企業向けのプランと言えるでしょう。

「標準プラン」は、顧問弁護士がいない個人事業主・フリーランスにおすすめです。

法的トラブルの発生から解決までのトータルサポートが可能で、法律相談から事件解決へむけて弁護士へ事務処理を依頼する際の費用までを補償対象としています。

詳しい料金は、以下の料金表を参考にしてください。


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フリーランス・個人事業主におすすめの弁護士保険2.フリーガル

フリーランス向けのプラットフォーム「フリーランス協会」は、一般会員向けベネフィットプランとして弁護士保険「フリーガル」を展開しています。

フリーガルに加入するためにはまずフリーランス協会の一般会員として登録する必要があり、年会費1万円にプラスして年間保険料5,000円を支払う形になります。

フリーガルは、フリーランスの方が報酬未払い等のトラブルにあった場合に、円満な解決をサポートする弁護士保険。損保ジャパンの承諾のもと弁護士対応を行う場合に、保険金が支払われます。

フリーガルに加入するメリット・特典

(1) 簡便な加入手続き
フリーランス協会の公式ホームページを通じてネット完結で、年間保険料5,000円から加入できます。
(2) 無料の電話相談窓口
フリーランスの取引における報酬トラブル防止に向けた契約締結前の事前相談や報酬未払い等が発生した場合、コンシェルジュに無料で相談できます。
(3) 弁護士紹介制度
報酬トラブルについて電話相談後、当事者間で解決ができない場合は、損保ジャパン日本興亜より日弁連リーガル・アクセス・センターを通じて弁護士を紹介可能です。
(4) 保険金でサポート
報酬の未払いや支払い遅延、一方的な減額、消費税の転嫁拒否を受けた場合等で、法的対応にかかった弁護士費用が保険金として支払われます。
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弁護士保険『フリーガル』の保険料

フリーガルはフリーランス向けのプラットフォーム「フリーランス協会」は、一般会員向けベネフィットプランなので、まずは年会費1万円を払ってフリーランス協会に入会します。

フリーガルの年間保険料は5,000円からとなっており、加入しやすい価格設定となっていますが、弁護士直通ダイヤルや税務相談ダイヤルなどのサービスは付いていません。

「報酬トラブル発生時には、電話相談後、当事者間で解決ができない場合に、損保ジャパン日本興亜から日弁連リーガル・アクセス・センターを通じて弁護士を紹介する」とのこと。

報酬トラブルが起きた場合はまずコンシェルジュに相談し、その後必要があれば弁護士を紹介する形だそうです。
フリーガル公式サイトはこちら

個人事業主・フリーランスこそ弁護士保険に加入しよう

時間や場所にとらわれず、柔軟に働ける個人事業主・フリーランスですが、会社という組織に所属していない分、法的トラブルに巻き込まれた際に不利になりがちです。

いざという時に自分の身を守るために、個人事業主・フリーランスこそ弁護士保険に加入して法的トラブルに備えましょう。

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